勝っているときは、そのまま一気にゴールまで飛ばしたいところ。 しかし、敵がいることを常に意識したビッドが必要。 負けている敵の手前の席で、大きな数字のビッドをすると、ダブルニルされて逆点されてしまうことがある。 そういう時は正直にビッドせずに、後ろの敵がカードを見ざるを得ない程度のビッドで抑える。 もしくは、ダブルニルされても、届かないくらい大きな数字をビッドして、 ダブルニルしても無駄と敵に思わせる状況を作る。(もちろんメイクできることが前提)
例 430:280で上下ペアが勝っているとき、上からビッドが始まった。 上3-右3- ときて、下のプレーヤーがカードを見ると4トリックは確実に取れそうなハンドである。 もし、下のプレーヤーが4ビッドしたらどうなるか。 「上3-右3-下4-左ダブルニル」 というビッドになることが予想される。 なぜなら、上下のポイント合計は、430+30+40=500 左右チームは、280+30+X となるが、ここでその合計が500より大きくならなければ負けがほぼ決定。 Xの数字が、 500-310=190点のとき500ジャストになる。 Xだけで190点取れるビッドはダブルニルしかない。 しかも、ダブルニルとメイクの両方が成功すれば、加算は30+200点になるので、500ジャストどころか510点になり、逆転勝ちである。
これを避ける方法としては、 ・下のプレーヤーは2ビッドくらいに抑えて、左がダブルニルしないでカードをあけてくれることを願う。 ・下のプレーヤーは6ビッドして、もしも左がダブルニルしても、合計で10点上回る520点になるようにする。 ・下のプレーヤーは5ビッドして、バッグを全部取れるようにメイクする。バッグ差の2点差で上下が勝つ。
ただ、2ビッドにしても、得点差が開いているので、ダブルニルするプレーヤーは結構いる。 ビッドを高めに設定する方法は、取れそうな数から離れすぎていると、逆にセットされてしまう。 ハンドと、左のプレーヤーの性格を考えてビッドを慎重に決める。 PR
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