200点が一気に加点されるダブルニルは、 窮地に使えば、運よく逆転勝ちに持ち込めることもある。 一般的には、パートナーや右席の敵が、6以上のハイビッドをしたときに 成功率が高く、よく宣言される。 しかし、そういう誘いハンドを待っていても、いつもいつもそううまくはいかない。 結局いいところでダブルニルを使わずじまいになることもある。
他者のビッドがよくわからない、1番や2番のビッド順でダブルニルをすることは 相当勇気が必要に見えるが、ニルしても追いつけない点差で負けていて 「この辺で200点取っておかないと、挽回しようがなくなる」 つまり、 自分かパートナーのどちらかが絶対ダブルニルする必要があると思われるスコアのときは、 パートナーと自分、先にビッドするほうがダブルニルしてみてはどうだろう?
・カードを見たら、ニルしか出来ないハンドだったとなると、100点損してしまう。 ・先に自分のハンドだけ見てビッドしてカバーに回ると、たいていバッグをもらいすぎる。 ・先の出し順のほうがカバーに回ると、いきなりリードを握らされ、自滅に追い込まれやすい。 ・後のビッド順のほうが、ビッド調整をしやすい。
このとき注意することは、カバーのビッド。 カードを見ると、とてもカバーできないニルハンドということもある。 ということは、ダブルニルのところに大きな札がある確率が高い。 そういう時は、ダブルニルは失敗と前提して、セットできるようなビッドを打つのが良い。 カバーできそうなハンドなら、手堅くメイクもできるようにビッドする。 また、ダブルニルした左の席は、阻止を考えてビッドを下げているはずなので、 敵のバッグが多いときはメイクしないで敵にバッグを与えるのも良い。
「先にビッドするほうがダブルニル」というのは、 ダブルニルパスルールのなかでダブルニルするときにも、有利な手段として使われる。 PR
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