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カードゲーム『SPADES(スペード)』を楽しみましょう。
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* 序盤 スコア互角時のあるディールのハンドとビッド

左 ビッド3
S 26789
H 8Q
D 89Q
C 39T

正面 ビッド2
S T
H 4679TA
D 67
C 4JQK

右 ビッド3
S JQA
H 35J
D 2TJK
C 278

手前 (未ビッド)
S 345K
H 2K
D 345A
C 56A
※この、手前のハンドは、先ビッドならたぶん4か5ビッドになると思われる。
 (S4枚でも345が弱すぎるしカバーハンドでもないのだが、5打つ人は結構多い)

こう(3人合計8なのに自分の手元に5ある状態)なると、
手前は「Pのハンドはほんとに2だろうか?“1.3の切り上げ”では?」
とPのビッドを疑い4ビッドで合計12にするか、
気の弱い人なら安全を考えての3ビッドで合計11ビッドにしてしまう。
きちんと回せばハンド的には左右はセットされそうなのだが、結局はされなかった。
だから、左右がビッド下げてない分20点得をしたことになる。

これ、繰り返せば左右は5ディールで100点分のビッドを稼げる。
正面は「取れるものなのに下げてしまう」という考え方をすれば、100点分の損。
単純に考えると、5ディール間のビッド差だけで200点になる。
1回セットされたぐらいでは損しない。

ハイビッダー・高リスクニルが多く、そういうひとの勝率がいいのが最近の傾向。
ちなみにこの左のハイビッダーは、ヤフースペードでは1・2の勝率と高レートを維持している。

ただし、この左の人のビッドをずっと見ていると、Pの後にビッドをする際は、むやみなハイビッドはしていない。
4人の合計を10か11ビッドに設定したがる一般的なビッドの加減を考慮して、「先取りすると後ろが下げてくれるので先に言ったもの得」という理論に基づいているのではないだろうか。

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