双方にニルがいるので、ビッドは13トリックを敵と取り合うことを前提にして考える。 先にビッドを決めるときの目安 ・カードを見て、ASがなかったらニル。 ・スペードのKQJのうち2枚がある場合、ニル成功は不可能または困難なのでビッド。 ・1枚スートがAの場合もよほどの運がない限りニルは成功しないのでビッド。 ・カバーできそうなハンドなら、リードを取り続けることを前提にビッド。 ・カバーできなそうなハンドなら、パートナーがトリックを取らされることを前提にビッド。 ・たいてい5~7ビッドになるはず。 ・自分の右が先にカバー役でビッドしている場合、リードを握らされると、トリックを取り続ける可能性も。 ・自分の左が先にカバー役でビッドしている場合、全貌を見ながらカードを出せる。 ・ビッドを下げすぎてバッグになるのは避けたい。 ・ビッドが高い方が、ニル失敗のダメージも小さい。 ・ダブルニルは、失敗すると致命傷になるので、点差が開いて負けているときにもあまり使いたくない。 ・スコアに連動させたビッドが出来れば尚良い。500点差でも試合終了。
カバーの方法 ニルを成功させることがかなりの確率で可能と判断できるハンドなら、素直にカバーしても良い。 ASもなく、やむを得ずカバーに回ったときには、敵チームにも失敗させるように、なるべく過剰なカバーはしない。 ニル成功、バッグ渡し、セット、何れが得になるかそのつどよく考える。
ニル失敗のときの対処 ・相手のニルを殺そうとして、リードを取ってはあぶる人がいるが、殺せなければバッグをくらい大損。 ・バッグを避けるか、セットに向かうか、全体のハンドを予測した上ではっきりと方針を示す。 ・絶対に不可能なニルの場合、バッグ・セットの面から自爆のタイミングをよく考えて決める。
スーサイドの要領をマスターすることで、ニルカバーに慣れる効果が期待できる。 ノーマルゲームでも、双方のチームがニルする場面は結構ある。 バッグ・セットをきちんと考えながらやることによって、駆け引きの練習になり、ノーマルゲームにも活かせる。
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